
前回、整理整頓のプロを入れたら、思っていた以上に人生が動き始めた、という話を書いた。
正直、家が片付くだけだと思っていた。
でも、動いたのは家じゃなかった。
今日はその続き。
整理のプロの阿部葉子さんと一緒に片付けを進める中で、私は「余白」の大切さを初めて実感した。
収納は、物を詰め込む場所ではなかった。
空間は、埋めるためのものではなかった。
捨ててできたスペースは、ただの空間ではない。
そこには、新しい使い方が生まれる可能性がある。
もちろん、綺麗になった達成感もある。
けれどそれ以上に大きいのは、収納に余白ができたことで、心に余白ができたことだ。
部屋の余白。
収納の余白。
そして、心の余白。
今まで一人ではできなかったことも、挑戦してみようと思える。
余白は、勇気を生む。
そこで私は、思い切って家全体をリセットすることにした。
私は、これからの未来について、ずいぶん考えた。
ほぼ一人暮らしになった今のこと。
これから先、ひとりで生きていく時間のこと。
1階のリビングダイニングは、ずっと家族がくつろぐ場所だった。
食事をして、テレビを見て、笑ったり、今は星になった犬たちの居場所だったり。
長く使われた家具や道具には、そんな時間や思い出が染み込んでいる。
でも、思い切ってソファとダイニングセットを手放し、代わりにソファダイニング(↑のイラストのようなやつ)を置くことにした。
思い出を抹殺しているようで、罪悪感もあった。
「まだ使えるのに」と思う気持ちもあった。
正直、少し寂しい。
でもここを、過去の思い出の場所ではなく、
息子や娘家族がいつでも来られる場所に。
友人が気軽に訪れて、心地よく過ごせる場所にしたいと思った。
その代わりに、残すと決めたものもある。
義父のスピーカーと、ダンナのアンプ。
古いから残すのではない。
これからの時間を一緒に重ねたいと思えたから。
全部を抱え込まなくていい。
全部を手放さなくてもいい。
更新するものと、継承するもの。
その取捨選択は、自分の未来を選ぶ作業でもあった。
そしてもちろん、私は2階の寝室に、自分のための最高にくつろげる場所をつくった。
さらに、いつでも孫が泊まれるようにゲストルームもつくった。
余白をつくったのは、物を減らすためではなく、
これからの暮らしを選び直すためだったのだと思う。
新しいソファが届いたら、義父のスピーカーを鳴らしてみよう。そこに流れる音は、きっと過去と未来を静かにつないでくれる。
そして目の前の現実。
余白はできた。
収納は空いた。
未来も考えた。
でも、そこから出てきたゴミは、当然ながら自分で捨てる。
しかも、えげつない量。
車に積むだけで、本気で死ぬかと思う。笑
余白は美しい。
でもその裏側は、体力勝負だ。
だから私は決めた。
もう二度と、こんな量の無駄なゴミが出ない生活をする。
余白を保つ暮らしをする。
物を増やすときは、本気で考える。
空間は、未来のために使う。
片付けは、終わりじゃない。
ここからが、本番だ。
今回私がお世話になったのは、整理整頓のプロ阿部葉子さん
阿部さんに一緒に片付けてもらったら本当に「床も、幸せも、見えてきた」
お困りの方はぜひご相談してみてください。
↓ 阿部さんのサイトはこちらです ↓
今日の一曲:Hey Song / Speech (Live)
これを流しながら、ゴミ袋と戦います。
余白の裏側は筋トレです。