YouTubeで知ったHercules Candyという、アメリカの飴屋さん。
透明な水飴が、色をまとい、引き伸ばされ、折りたたまれていく。誰かの手が、淡々と、丁寧に動く。飴が変化が楽しい。
YouTubeってテレビの番組と違って、飾りも演出もない。ただ、ありのままの仕事の風景が、そこにあるだけ。
それにしても、めちゃくちゃ甘そう。でも、甘いものがあまり得意じゃない私でも、ひとくち齧ってみたいような気分になる。それくらい、飴が美しくて、真剣で、ちょっと愛おしく思える。
私は、ふだんパソコンに向かってばかりで、手で何かを“かたちにする”ことが少なくなった。だからこそ、こういう動画に惹かれるのかもしれない。
暮らしの中で、手を動かし何かを作る時間は貴重だ。ごはんを炊く、野菜をゆでる、しっぽたちのごはんを用意する。それだけのことで、暮らしに少しだけ何かを作るって作業が戻ってくる。(たまに面倒くさいけど笑笑)
飴も、ごはんも、しっぽたちも、ちゃんと手をかければ、ちゃんと応えてくれる。そんなことを思いながら、ポッドキャストでヘラクレスキャンディ愛を語ってみました。あ!日本では買えません(涙)
タイトルは、「呼吸する飴と静かな雨の日」。よかったら、聴いてみてください。
今日の一曲 - Sweet Dreams(Are Made of This) / Eurythmics
呼吸するようなリズムと、淡々と繰り返すフレーズ。
飴を練る音と、どこか重なる気がする。